大腸ガン・内視鏡カメラの検査での苦痛は?
大腸内視鏡検査の体験記です。
これから検査をする人は、どの様な検査をするのか
予備知識として知っておいていただけたらと
概略をまとめてみました。
☆お願い。検査の体験記ですので第一話が未読の方は
第一話からお読み願います。
<< 「大腸ガン検査・食事など事前に注意する事は」第一話
=大腸ガン検査を体験して・第二話=
大腸内視鏡検査日の予約をする際に
注意事項の書かれた用紙と
もう一枚サインをした「消化器内視鏡検査・処置承諾書」
の控えを受け取ります。
内容は、
『 検査中に異常や疑いがある時には必要に応じて
適切な処置を行う場合があるので承諾してください。
1、粘膜や病変部の一部を鉗子でつまんで採取し生検を行う。
2、病変部位に特殊な色素散布をして診断を行う。
3、出血などがみられた場合、内視鏡的止血を行う。
4、ポリーブが認められた場合、内視鏡的ポリーブ切除を行う。 』
・・・というものです。
■検査当日来院
検査30分前に受付を済ませます。
そして検査前にいろいろな処置があり、
検査可能となって
検査着(肛門の所に穴が開いている)に着替えて待機です。
◎検査
緊張を和らげる鎮静剤の注射をした後、
ベッドの上で左側を下にして膝を少し曲げて横になる。
まさに、まな板の鯉です。
(注)検査での痛みを和らげる為に強めの麻酔、弱めの麻酔と
検査施設により異なります。
また、麻酔をつかわなくても痛くない検査法もありますが、
詳しくは第三話で。
担当医師が
「それではこれから始めますが、
力を抜いてリラックスしてください。」
はい、分りました・・・と頭で理解はしました。
しかし、鎮静剤の注射をしたとはいえ体は強張ります。
内視鏡カメラを大腸の一番奥まで挿入するのですが、
軽い痛みと不快感があります。
「少しずつ空気を入れますので、ちょっとお腹が張りますが
我慢してください。」
確かに張ってきます。
痛みというより膨満感の為、腹部が圧迫されたような
独特の不快感が生じました。
挿入から終了まで15分位と聞いていましたが、
30分位かかったのではないかと感じました。
検査の途中で医師が
「うん、きれいだな。」
私もモニター画面を見ていましたので、
綺麗な状態に納得です。
管理人の腸内ではなく、ある患者様のです。
※検査中に医師と一緒にモニター画面を見られるかどうかは、
検査施設により違いがあるようですので、見たい人は事前に
確認しましょう。
終了後、ベッドの横の椅子で検査の画像を見ながら説明を聞きます。
「とても綺麗でした。あと3年は検査しなくても大丈夫ですよ。」
私は気になっていた事を尋ねました。
「なぜ、便の検査で陽性だったのでしょうか?」
医師曰く
「切れ痔だったのかもしれませんね。」
痔と言っても痛みはなかったので、そのへんを尋ねると、
「少し血液が滲み出ていたのかもしれません。
それでは検査後の注意事項は看護師から説明がありますから、
ハイ、お疲れ様でした。」
第三話へ続く
>> 後のページ:「大腸ガン・内視鏡カメラの検査で無痛の検査法とは」
大腸ガン検査を体験して=第三話=
<< 前のページ:「大腸ガン検査・事前に注意する事は」
大腸ガン検査を体験して=第一話=
<> 過去記事一覧

本日はご訪問ありがとうございました。